我が家の小学校受験は本命3校にご縁をいただき、ありがたいことに満足のいく結果で終わることができました。
とはいえ受験準備期間は波瀾万丈。小学校受験は親の受験と言われていますが、こんなにも家族の力を試されるとは想像の遥か上を超えていました。
この記事では我が家の小学校受験において重要な役割を果たしてくれたアイテムを紹介します。これからお受験を控える家族の皆さんの参考となれば幸いです。
外出先でも使えるコンパクトプリンター Canon TR153

オンライン対応が進んでいるとはいえ、願書や受験票の出力など、受験において「印刷」は非常に多い所作となります。ペーパーの準備はもちろん、願書のフォーマット出力、受験要項や面接対策用にまとめた文章のカンペなど、受験直前になればなるほど、印刷物は増えていきます。
元々我が家はスキャナー付きのプリンターを利用していましたが、部屋が狭いため受験期に入る前に断捨離しておりました…。
幼児教室をいくつか掛け持ちしていたため、最初のうちは教室でいただく復習プリントで事足りていたのですが、息子の回答スピードが速くなるにつれてペーパーのコピーが必要に。
それでもしばらくは近所のコンビニの複合機でコピーしていましたが、やはり共用のものなので順番を待つこともあり、思い切ってプリンターを購入することにしました。

そこで、なるべく受験が終わった後も邪魔にならないようにとCanonのモバイルプリンターを選択。ちょっとした和菓子の箱ほどの大きさなので、場所を取らず収納面でも有り難いです。スマホとの連動も簡単で、スキャナーアプリで取り込んだプリントをラベル分けしておき、あと一歩で理解できそうなので一枚足したいなという時も息子が勉強する傍で印刷指示を出したり、とてもスムーズに勉強を進められました。
なんと言っても、外出先でも使えることがメリットでした。教室や模試の待機時間に数枚プリントしておいたり、旅行や実家に帰る際も重宝しました。飯田橋の寒空の下で凍えながら、面接用の資料を何枚もプリントしたのは今となってはいい思い出です。

さらに、我が家は父親自作のプリントを作っていたので、受験直前は何度もコンビニに走ることなく息子と一緒にいることができて良かったです。(当ブログの「フルムーン代官山」は、お父さんプリントの架空の幼児教室の名前です)
多少の厚紙であれば余裕で印刷できるので、表は濃淡塗り、裏は自由絵画の練習ペーパーもたくさん自作しました。
■ スキャナーはスマホアプリで代用

CanonのモバイルプリンターTR153にはスキャナー機能はありません。幼児教室で配られるプリントのホチキス止めを外してスキャンしている方もいらっしゃいますが、我が家は基本的にスマホアプリのスキャナーを使用していました。
明るい場所で取り込めば、画質は全く問題なかったです。(父:iPhone X、母:iPhone 11)
また、歪みを補正する機能があるため、平置きのスキャンよりは正確性に劣りますが、慣れればほぼ原稿通りの画角で取り込みが可能です。
撮影ボタンを押すだけで簡単にPDF化できますし、何よりスマホアプリなのでそのままスマホ内で取り込んだファイルを管理できるのが一番のメリットでした。
私(父)はAdobe Scanを活用していましたが、iPhone標準アプリのメモアプリでも、新規メモを開いて画面下に並んでいるカメラアイコンをタップすると、選択肢の中から「書類をスキャン」を選ぶことができます。妻はメモアプリを使用していたみたいです。
Adobe Scan
https://www.adobe.com/jp/acrobat/mobile/scanner-app.html
スマホ写真をプリントできるチェキ
撮影した家族の写真、インスタに投稿したり、スマホの中に眠ったままになっていませんか?
昔はフィルムカメラしかなかったので、撮影した後は必ず写真店などで現像してファイリングしていました。そのため、私たちが子どもの時代は自分が写った写真を目にすることが自然にありましたし、旅行や季節などのイベントごとにまとまって整理していたので、自分がいつどこに行き何が起こったかを幼心ながら良く記憶していたと思います。
しかし!今の時代は、親が撮った写真を子どもが見る機会が減っているのではないでしょうか。そこで、スマホに眠る写真を手軽にプリントできるチェキ「instax mini LiPlay」を購入しました。
スマホと連動してチェキに印刷ができ、手のひらサイズなのでいつでも気軽に写真が現像できます。カード型なのも子どもにとっては嬉しい仕掛けで、「冬に行った場所のカードを選んでみて!」と、カード遊び感覚で季節のイベントを振り返ったりなどにも使えました。

小学校受験の面接本番では、チェキ帳をつくって持参し、待機時間に眺めてもらいました。本当は壮大なアルバムをつくってあげたいのですが、写真を選んでレイアウトして、、という時間は、現代の家族にはなかなか捻出できないもの。
ですが、チェキなら家でも外出先でも、気軽に空いた時間で現像しておいて、簡単なアルバムをつくることができます。現像されたチェキが出てくる瞬間もちょっとワクワクして気分が高まります。
何より、自分の写真を見ることは子どもの自己肯定感の向上につながります。写真が苦手という方でも、チェキならエモーショナルに仕上がるので、是非、一家に一台オススメのアイテムです。
Android TV™搭載の4Kテレビ
久々のシリーズ続編となった時効警察を最新のテレビで見たい!と思い購入したAndroid TV搭載のBraviaですが、とっておきの使い方がありました。
それは、スクリーンセーバーを息子・家族の写真にすること。

こちらはニワトリの写真ですが、、簡単な設定でGoogleフォトと連携させて自分の写真をテレビ画面のスクリーンセーバーに変更することができます。
私はカメラが趣味で一眼レフで撮り貯めた息子の写真を受験前に大量にGoogleフォトにアップし、リビングのテレビでスライドショーのように表示させていました。
一時期、ペーパーのやり過ぎで息子も疲弊していた時期があったのですが、このシステムを導入してからは、やはり自己肯定感と言いますか、「自分は家族に愛されているという自信」が湧いてきたように思います。
「屋久島に行った時の写真だ!」「赤ちゃんの時の僕かわいい♡」など、15秒ごとに切り替わる自分の写真を眺めて嬉しそうに過ごしていました。
やはり、写真は「見ながら会話をする」ことで、そのシーンが記憶に定着するものと実感。
面接で子どもに話して欲しいこと(頑張っていること=逆上がり etc)を中心に見せていくのも良いかと思います。
Amazon Fire TVなら、Amazon Photoと連携して簡単にスライドショーを作成することもできるようです。タブレットと組み合わせて、卓上で眺めながらご飯を食べるのも良いかもです。
しつもんブック100

しつもんブック100はその名の通り、100個の質問が書かれた本です。
「やったことはないけど、いつかやってみたいことは?」
「ひとつだけまほうがつかえるとしたら、どんなまほうにする?」
「どんなてんきがすき?」
など、様々な質問が用意されています。

我が家では、寝る前のベッドの中や、お教室の移動の合間に、このしつもんブックを使ってお互いに質問を出し合っていました。子どもの回答のバリエーションが増えますし、子どもにも質問してもらうことで「積極的に話しかける」というスキルが身についていきました。なぞなぞ感覚で質問をして、そこからコミュニケーションが発展していく楽しさを家族で味わうことができる、何でもない小さな本ですが、魔法のような一冊です。
無印良品のおふろポスター

息子がペーパーで壁にぶつかったのが「しりとり」と「音の数」。全く出来ない訳ではなかったのですが、スピードがなかなか上がらず、やはりある程度「文字」にして考えられた方が良いと思い、ひらがなポスターを探していたのですが、どれも…ガチャガチャして部屋に馴染まないのです。。
そこで出会ったのが、無印良品のおふろポスター。シンプルで可愛く、子ども部屋にぴったりで気に入っています。
お風呂に貼るもよし、我が家は勉強机の目の前に貼っていました。
無印良品公式サイトで購入可能:https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344484326
このポスターと出会うまでは、お風呂場に貼っていたポケモンのあいうお表を、いちいち確認しに行っていたのですが、シンプルなポスターを勉強場所に貼ることができて、しりとりのペーパーをする時などは親子で眺めながら落ち着いて勉強に取り組むことができました。
他にも地図など様々な種類があります。お好みのものをどうぞ。
asics ファーストグローブ

最後にご紹介するのは、アシックスから発売されている布素材のグローブです。息子が年上の知り合いのお兄さんの影響で野球に興味を持ったので、吉祥寺のスポーツショップで子供用のグローブをいくつか試着してみたのですが、幼児の力ではとても捕球できるほどの握力は伝わらないと判断。このファーストグローブとネット検索で出会い、すぐに購入しました。
見た目はかなりグローブっぽく、格好良いです。また、専用の柔らかい野球ボールが付いてくるので、購入したその日からキャッチボールを楽しむことができます。
布素材のため、洗濯ができるので衛生的ですし、小さな子どもの力でも捕球することができます。
サッカーボールなどは大きくて、お教室のある日は持ち歩けませんが、
このミットとボール程度なら鞄に入れて持ちあることができるので、
幼児教室がダブルヘッダーの日の合間の休憩時間などに、近くの公園でキャッチボールをするのが恒例となりました。
私が元々、少年野球をやっていた影響もありますが、
こうして息子とキャッチボールができる幸せな瞬間を、父親なら味わいたいはず。
男の子は特に、道具が好きな子が多いと思います。我が家の息子も、「自分のグローブ」に喜び、道具を使うということに興味を持って特訓してくれました。
小学校受験の面接での頻出質問として「お休みの日はお父さんと何をして遊びますか?」があります。
我が家は結局子どもには聞かれず、保護者のみの面接の時に「お子さんと何をして遊びますか?」と聞かれた際に、このグローブのことを話しました。
キャッチボールは男の子寄りかなとも思いますが、何でもデジタルで完結する今だからこそ「遊びの象徴」になるアイテムを、子どもに与えてあげることが大事だと思っています。
■ 大谷翔平選手もおすすめ!
■ プロ野球選手との交流イベントでも使用されています。
さあ、大切な時間を買おう!
いかがでしたでしょうか。受験対策に即効性のあるものではありませんが、いずれも結果として合格につながったと思うアイテムばかりです。特に、願書や面接対策は参考書を買ったとしても、そのまま書き写したり丸暗記で何とかなるものではありません。
日頃から子どもの環境づくりを意識して、濃い時間を生み出してくれるものや、
自分の時間をつくるために時短に繋がるものについては、我が家は積極的に投資してきました。
これから小学校受験を控えるご家庭の皆様の努力が報われますように。
少しでも、参考になれば幸いです。
関連記事を読む
-
-
-
-
-
-
-
予約ができる駐車場サービスで、安心お出かけ
便利なサービス
-